チェンバロを習い始めてから数年間は、
「チェンバロはいつか欲しいなぁ」
「チェンバロ買いたいなぁ」
と思っているだけで、行動には移していませんでした。
しかしある時、
このままだとダメだ。
もっとうまくなりたいならチェンバロを持たないと。
と思い、買う決心をしました。
その決心をしたのは、
チェンバロのコンサートに出演したことがきっかけでした。
きっかけとなったコンサート
今まで何度も、発表会やイベントでチェンバロを弾いてきましたが、
いつも先生や誰かが主催してくださった場でした。
しかし、そのきっかけとなったコンサートは、
チェンバロ仲間数人と企画したコンサートでした。
一緒に弾く人は、皆さんチェンバロが本当に上手な方ばかり。
プロに近い人もいらっしゃいます。
1人あたり20分くらいのプログラムを組んで、
私も何度もチェンバロ練習室に通って弾き込みました。
そのコンサート自体は無事終えたのですが、
後で先生から色々コメントをいただきました。
その時言われた一言が今も心に残っているのですが、
ピアノで練習することが多いと思うけど、
チェンバロで練習する時間が増えたらもっと伸びると思うよ。
と先生はおっしゃいました。
コンサートが終わって思ったこと
自分でも演奏を振り返って
何となく、もやもやとしていました。
それなりに弾き込んで迎えた本番だったはずですが、
ピアノでの練習時間が多いためか、
曲をどれだけたくさん練習しても
「チェンバロを弾きなれていない」感じがするのです。
当たり前のことですが、いい演奏をするためには、
曲を理解するだけでなく、
楽器を通してそれを表現できるようにならなければいけない。
ピアノで練習するうちは、その表現磨きも限界が来る。
今まで私は、
「自分の演奏が下手であることを、楽器のせいにしたくない」
と思っていました。
例えばですが、ヴァイオリンを弾く人の場合、
いつも安い楽器を弾いている人が、
高級なヴァイオリンを弾くと、少しはいい音が出せると思うのです。
でも本当に上手な人は、
楽器自体が安くても、いい音を出すと思うのです。
時々テレビ番組でもやってますよね。
(格付けチェックでしたっけ?)
プロが弾くと、安い楽器だって
高級楽器と聴き間違うことがありますよね。
(番組の特性上、高級楽器は力半分で弾いているかもしれませんが…)
私は、ずっと
「上手な人は安い楽器だろうが状態のよくない楽器だろうが、いい音を奏でる」
と思っていたので、
「私は『ピアノで練習するから下手だ』と考えたくない」
という変なプライド(?)があり、
「楽器のせいにする以前に、自分のテクニックや表現を研究すれば…?」
と思っていました。
でも、そもそもピアノとチェンバロって違う楽器だし、
ピアノをチェンバロの代わりにするのは限界があるし、
練習室に通えばチェンバロは弾けるけれど、
既に予約で埋まっていることもあるし、
好きな時に好きな時間自由に使えるわけではない。
「チェンバロを持っていないから上手にならない」とは言いたくないけど、
正直、「ピアノではこれ以上上手くならない」と思うようになっていました。
自分がいつでも練習できるチェンバロがほしい。
もっと上手くなるたいために、チェンバロに触れる時間を増やしたい。
じゃあ、やっぱり自分の楽器を持とう。
いつかじゃなくて、「今から買うために動こう」と
ようやく決心したのでした。
チェンバロを買うなら新品で
チェンバロを買うとして、中古チェンバロにするのか新品チェンバロにするのか。
私は新品と決めていました。
なぜなら、私はチェンバロの見た目も好きで、
自分好みのデザインのチェンバロが欲しいと思ったからです。
どうせ買うなら、世界に一つだけの自分のチェンバロがいいな、
と思いました。
ようやく決心した私は、
チェンバロ製作家選びを始めました。
今日はここまでです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



コメント
こんばんは、ふらっとです。
いよいよチェンバロを買うお話ですね。
続きもとっても楽しみにしております。
私も、中古があったらほしいなあと思っています。
どうせ買うなら早いほうがいいですよね。
それだけたくさん練習できますもの。
もたもたしている理由はないって思います。
外国でいろいろ経験なさった上で決められた
チェンバロ、楽しみですね。
早く来ないかしら~
ふらっとさん、こんばんは♪
見に来てくださってありがとうございます(^^)
中古楽器は本当に出会いのご縁だと思うので、「いいかも」って思う楽器に出会えたら積極的に行けるといいですね。
私も「お金が溜まったら~」「広い家に引っ越したら~」とかいろんな言い訳していましたが、「『いつか買う』の『いつか』っていつよ!」って自分にカツ入れる気持ちで買うことにしました(笑)
ふらっとさんにも素敵な楽器の出会いがありますように。