ヨーロッパに住むチェンバロ製作家、
T氏にチェンバロ製作を依頼することが無事に決まりました。
今回のブログでは、契約することになった時の
最初の流れについて紹介します。
(製作家によって違う可能性があることをご了承ください)
契約書を受け取る
T氏に「チェンバロ製作を依頼したい」ことと
郵便番号や住所を伝えると、契約書を作ってくれました。
英語の契約書って初めて見たかもしれない…と思った私。
記載されているのは以下のような内容でした。
楽器のスペック
様式や鍵盤の音域、金額、
どんな素材を使うのか、
どんなピッチで演奏できる楽器なのか
(私の場合は392, 415, 442と3種類のピッチを設定できる楽器です)
といった情報です。
納期についても書かれていて、
私の場合は、大体1年後が納期になっていました。
(既に依頼してから2年は経っていますが…)
保障について
10年の保障がつくようです。
まぁ私の場合は、壊れたとしてもヨーロッパまで楽器を送り返さず
日本の製作家に依頼すると思うので、使わないかもしれません。
注文した楽器で合っているか、内容を確認しておきます。
製作費の前金を振り込む
「チェンバロの製作費っていつどういうタイミングで払うの?」
とたまに聞かれます。
製作家にもよるかもしれませんが、私が依頼した製作家は、
トータル製作費のうち、30%を頭金として支払うルールになっていました。
教えてもらった口座に頭金を振り込みます。
外国への送金も、ちょっとメンドクサイです。
私の場合は、自分が口座を持っている緑のメガバンクの
外国送金システムを使いました。
外国への手数料はもちろんかかります(3500円ぐらいだったかな)。
まずは送金サービスの手続きをして、
その後相手の口座情報を登録するのですが、
申請に時間がかかる処理もあったので、
数日にまたがって手続きしなければなりませんでした。
それでも店頭に行かず、インターネット経由で
全て行えるというのは、とてもありがたいことです。
契約完了、あとは待つのみ
契約書を確認して頭金を振り込んだら、初期手続きは終わり。
あとは待つのみです。
…その「待つだけ」が、とっても長い時間に感じられて、もどかしいのですが。
T氏は、
「質問があればいつでも言ってね。
あと、これから製作していく中で、
今の製作の進捗状況を知りたいとかあれば、写真送るから言ってね。」
と言ってくれました。
なんせ工房がヨーロッパにあって簡単には見学に行けないので、
製作状況を写真で送ってくれるとは嬉しい。
「ちゃんと進んでいるか確認したいし、
お言葉に甘えて、こまめに写真依頼しちゃおう」
と思いました。
偏見は持ちたくないとは言いつつも、やはり
「外国の人って納期とか、こまめな”ほうれんそう”とか、
どれぐらいキッチリしてるんだろう」
と思ってしまうわけです。
まぁその心配は的中してしまうのですが…。
それはまた別のブログで書いていきます(^^;)
楽器本体への装飾はいつ決めるの?
チェンバロを作っていただく上で、私が特に関心があったのが装飾です。
華やかにすればするほど高くなってしまうけど、
せっかく自分のチェンバロを作ってもらうなら、気に入った見た目にしたい。
T氏の場合、基本料金の中に含まれている装飾は、
1-2色を使って色を塗るというものでした。
そこから更に装飾をつけたい場合は追加料金です。
私は少し追加料金を払って、装飾していただくことにしました。
「装飾っていつ決めるんだろう?
最初に決めておかないと、楽器のトータル料金が決まらないのでは?」
と私は思っていたのですが、
装飾は別途検討という感じで、慌てて決める必要はなさそうでした。
私も後からわかったことなのですが。
最初から色や見た目を決める必要もなかったようで、
チェンバロの製作が進んで1年くらいたったころに、
色やデザインを相談して決めました。
T氏の場合は、チェンバロの装飾をご自身でやられているわけではなく、
Eさんという、チェンバロ装飾専門の方が担当されます。
基本料金に含まれない、追加の装飾は、
製作を依頼してから1年後くらいに
Eさんに見積もってもらってEさんに支払いました。
今日はここまでです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



コメント
ついに契約のお話ですね^^
毎回とっても楽しみにしております。
3種類のピッチがあるなんて、すごいです!
私は2種類の楽器しかみたことないです。
外国製となると、湿度の変動が大きい日本では
日常管理が大変でしょうけれど、
それを差し引いても、よい音でよい演奏ができるのですから
超楽しみですね。
どんな音なんでしょう?
どんな装飾なんでしょう?
わくわくです☆
早く来るといいですね。
これからも楽しみに読ませていただきますね。
ふらっとさん、コメントありがとうございます♪
私も今までは392のピッチは演奏したことがない(そもそも必要性がなかった ^^;)ので、
楽器届いたら試してみたいなぁなんて思っております。
気候の差はほんとに、外国製楽器を頼むときのデメリットですね。
お知り合いの、ヨーロッパ産の楽器を持ってる方々は
皆さんいい状態に保っていらっしゃるので、
湿度管理など私もちゃんにしていきたいです~
マイペースな更新ですが、これからもどうぞよろしくお願いします(^^)